Brahms - Sixteen Waltze Op.39
ブラームス:ワルツ集(独奏)作品39
ワルツ第1番 ロ長調 Op.39-1
No.1 in B major Tempo giusto
ワルツ第2番 ホ長調 Op.39-2
No.2 in E major
ワルツ第3番 嬰ト短調 Op.39-3
No.3 in G-sharp minor
ワルツ第4番 ホ短調 Op.39-4
No.4 in E minor Poco sostenuto
ワルツ第5番 ホ長調 Op.39-5
No.5 in E major Grazioso
ワルツ第6番 嬰ハ長調 Op.39-6
No.6 in C-sharp major Vivace
ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.39-7
No.7 in C-sharp minor Poco piu Andante
ワルツ第8番 変ロ長調 Op.39-8
No.8 in B-flat major
ワルツ第9番 ニ短調 Op.39-9
No.9 in D minor
ワルツ第10番 ト長調 Op.39-10
No.10 in G major
ワルツ第11番 ロ短調 Op.39-11
No.11 in B minor
ワルツ第12番 ホ長調 Op.39-12
No.12 in E major
ワルツ第13番 ロ長調 Op.39-13
No.13 in C major
ワルツ第14番 嬰ト短調 Op.39-14
No.14 in A minor
ワルツ第15番 変イ長調 Op.39-15
No.15 in A major
ワルツ第16番 嬰ハ短調 Op.39-16
No.16 in D minor
Johannes Brahms
ヨハネス・ブラームス
1833年5月7日~1897年4月3日
一般には「ハンガリー舞曲」や「ブラームスの子守歌」「ワルツ」などが有名だが、四つの交響曲ほかバロック~古典派の流れを引く完成度の高い緻密な作品を多数残した。
10歳に満たない時期からピアノを学んだが、家庭が裕福ではなかったために十代の頃はダンスホールなどで日銭を稼いだこともあった。
ブラームスにとっての画期の一つは、二十歳の時(1853年)に尊敬するシューマン夫妻の前で自作品を演奏したことだった。この時に感激したシューマンは、ブラームスの出現を、神が使わした存在とまで音楽評論誌に書き記したことは有名だ。
1863年、ウィーン・ジングアカデミーの指揮者に就任。1872年、ウィーン楽友協会芸術監督に就任。
1876年、彼が43歳の時、第1交響曲作品68を初演し大きな喝采を得る。この交響曲はベートーヴェンの「第九」にヒケをとらないようにと、21年もの歳月をかけて完成に至ったものだった。
1887年、プロイセンから功労勲章を授与。1889年、レオポルト勲章、ハンブルク名誉市民権を得る。1895年、オーストリアのフランツ・ヨーゼフ皇帝より(芸術と科学に対する)金の大勲章を与えられる。
1896年、肝臓癌を発病し、その翌年に亡くなる。